Ads by Google
W
2006-04-06
四!まとめてない奴は、推敲してないので誤字・脱字何でもありです。
いや、上げないと私のモチベーションが……(汗)。
ま、何はともあれ。
本編開始です。
「……ろって、起きろよ。シノっ!」
返事が無い、ただの屍のようだ。
「いや、違うだろ。どっちかっていうと、病人だぜ。これ」
シノと呼ばれた少年は、簡素なベットの上でうなされている。
白いシャツと、白いズボンが寝汗で灰色に染められていた。
「ここんとこ、毎日だからな。ほんと、病気かなんかじゃないか?」
「……やめ、止めてくれ」
起こそうとベットに近づくと、声が聞こえた。
「はん、止めて欲しかったら自分で起きる癖を付けやがれ!」
最近恒例になった、シノを起こす方法。
我ながら最適な方法を思いついたものだ、といつも感心する。
こういうものは、寝床があるからいけないのだ。
よく掛けられた布団を取るというのがあるが、あれは生易しい。
こうして足をベットの端に置いて、力を入れると……
「んっ!? う、うわああ!?」
ベットが一回転して、寝ている人は起きなければいけなくなる。
是非、身近に要る人はお試しあれ。
「ふ、普通の人がそんな事出来るか! というか、君はそもそも人じゃないだろ!」
「ええ、そうですけど? 何か?」
――ふ、秘技『開き直り』……決まった。
「うなされる原因は、君かもな……ったく。君、女の子だよ? わかってるの?」
「はいはい、わかりましたよ。わかってますよ。ごめんあそばせ。これで、よろしくてか? ったく、そんな事よりもさっさと飯を食いに行こうぜ。ほれ、着替え」
着替え――といっても、そんないいものじゃない。支給品だから、今の時期は白いシャツに白いズボンを、シノに投げてやった。
「あ、ありがと……」
シノは着替えを受け取ると、素直に礼を言った。
そう、それでいいのだ。シノにはそれが一番似合う。
するとなにやら、そわそわしだした。
「どうした、さっさと着替えろよ」
「い、いや。着替えしたいんだけど……見たいの?」
「ば、馬鹿やろう! それをさっさと言わんか!」
言いながらも、すぐに外に出る。
――わ、私が見たいだって!? そんな訳がないだろう!
だとすると……そ、そうか!
先ほどの仕返しか、そうだ。それならば、筋が通る。
なるほど、シノの奴め腕を上げたな。
「おまたせ」
着替えたシノが部屋から出てきた。
宣戦布告は今が好機。
「わ、私は負けないからな!」
「え? 何が……って、ちょっと先行くなよ!」
とりあえず、シノより飯を食おう。
勝率を上げるために。
返事が無い、ただの屍のようだ。
「いや、違うだろ。どっちかっていうと、病人だぜ。これ」
シノと呼ばれた少年は、簡素なベットの上でうなされている。
白いシャツと、白いズボンが寝汗で灰色に染められていた。
「ここんとこ、毎日だからな。ほんと、病気かなんかじゃないか?」
「……やめ、止めてくれ」
起こそうとベットに近づくと、声が聞こえた。
「はん、止めて欲しかったら自分で起きる癖を付けやがれ!」
最近恒例になった、シノを起こす方法。
我ながら最適な方法を思いついたものだ、といつも感心する。
こういうものは、寝床があるからいけないのだ。
よく掛けられた布団を取るというのがあるが、あれは生易しい。
こうして足をベットの端に置いて、力を入れると……
「んっ!? う、うわああ!?」
ベットが一回転して、寝ている人は起きなければいけなくなる。
是非、身近に要る人はお試しあれ。
「ふ、普通の人がそんな事出来るか! というか、君はそもそも人じゃないだろ!」
「ええ、そうですけど? 何か?」
――ふ、秘技『開き直り』……決まった。
「うなされる原因は、君かもな……ったく。君、女の子だよ? わかってるの?」
「はいはい、わかりましたよ。わかってますよ。ごめんあそばせ。これで、よろしくてか? ったく、そんな事よりもさっさと飯を食いに行こうぜ。ほれ、着替え」
着替え――といっても、そんないいものじゃない。支給品だから、今の時期は白いシャツに白いズボンを、シノに投げてやった。
「あ、ありがと……」
シノは着替えを受け取ると、素直に礼を言った。
そう、それでいいのだ。シノにはそれが一番似合う。
するとなにやら、そわそわしだした。
「どうした、さっさと着替えろよ」
「い、いや。着替えしたいんだけど……見たいの?」
「ば、馬鹿やろう! それをさっさと言わんか!」
言いながらも、すぐに外に出る。
――わ、私が見たいだって!? そんな訳がないだろう!
だとすると……そ、そうか!
先ほどの仕返しか、そうだ。それならば、筋が通る。
なるほど、シノの奴め腕を上げたな。
「おまたせ」
着替えたシノが部屋から出てきた。
宣戦布告は今が好機。
「わ、私は負けないからな!」
「え? 何が……って、ちょっと先行くなよ!」
とりあえず、シノより飯を食おう。
勝率を上げるために。